特定社会保険労務士試験の受験勉強きついです

 10月10日、11日と10月18日に広島まで、特定社会保険労務士試験の事前研修に行ってきました。

 内容は、個別労働紛争の事例について、法的な整理を判例なども踏まえて押さえ、事例の事実関係を整理して、労働者側としてどのような主張をするのか、あるいは事業主側としてどのような主張をするのかグループ討議をしてまとめていくという研修でした。

 普段の社会保険労務士の仕事とは、少し別な分野で労働基準監督署で労働相談に応じているような内容と重なるような気がしました。

 法的な位置づけや、裁判の手法にのっとった手法が慣れていないこともあり、大変でした。

 一番しんどかったのは、時間がない中でみんなの意見をまとめて提出用のあっせん申請書を作成して、3日目の研修が終わるまでに提出しないと、グループ全員が受験資格がなくなるという状況で、へとへとにおなりながらなんとか提出したことでした。

 受講費用が8万5千円もしました。また受験費用は1万5千円。これに広島でのゼミ出席が4回程度あるので相当の費用が掛かります。

 11月のゼミナール研修は、同じく広島で2回あります。今度は作成したあっせん申請書、あっせん申請に対する答弁書、そのほかの課題に対する答えをもとに、弁護士からいろいろ突っ込んだ質問をされてそれに対して、グループでの協議状況も踏まえて自分の答えを述べるという研修があります。

 広島の研修の弁護士は、かなりのどSの方との噂です。今から戦々恐々としております。

2020年10月21日